個人が独自ドメインのメールアドレスを導入するメリット・デメリット

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今回は個人が独自ドメインのメールアドレスを導入するメリットを、詩葉さん(ワイ)が実際に導入した体験談に基づいて話していくぞ

そもそも独自ドメインのメールアドレスって何?

独自ドメインのメールアドレスとは、自分で好きなドメインを取得してそれをメールアドレスにすることなのだ。
普通の人はGmailとかYahoo!メールを使っていると思うんだけど、Gmailだったら○○@gmail.com、Yahoo!メールだったら□□@yahoo.co.jpみたいな感じで最後のドメインの部分は固定されちゃうよね。けど、独自ドメインのメールアドレスを使うことによって自分の好きな文字列にすることができるんだよ!!!!

めっちゃ良くないか?素晴らしくないか?

てことでまずは実際に導入した詩葉さん(ワイ)の独自メアド事情を解説していく。

ワイの独自ドメインメアド事情

僕が独自ドメインのメアドを導入しようと思ったきっかけ、それはネクネクろぐ。
よくブログにはお問い合わせフォームみたいなのがあると思うんだけど、あそこに入力されて送信されたお問い合わせのメッセージは管理人のメアドに送られてくるんだよね。別に、送られてくる用に設定するメアドはどれでもいいんだけれど、どうせなら自分のやつのほうがかっこいいよなってことで独自ドメインメアドを導入したって訳っす。

僕の独自ドメインメアドは、このブログをホストしてるさくらのレンタルサーバのメールアドレス機能を使っている。Webサイトとメアド使えて500円ちょいだからかなりコスパ良い。
独自メアドだけ使うならさくらのレンタルサーバライトプランが月額換算130円で無制限にメールアドレス使えるからそっちがいいとおもう。

詩葉の独自ドメインメアドの一例
メールアドレス用途
1□□□@nekusu.comブログのお問い合わせメッセージ用
2〇〇〇@nekusu.com大事なサービス用
3△△△@nekusu.comどーでもいいサービス用

僕は全部で3つの独自ドメインメアドを持っている。
独自ドメインメアドの良いところは、用途別に自分でメールアドレスを作成することができる点だと思う。実際、僕は用途を分けることによってどうでもいいプロモーションメールなどにメールボックスを汚染されることなく良い感じに保つことができている。

独自ドメインのメールアドレスを導入する方法を軽く紹介

好きなドメインを取得

サーバーを契約

サーバーにドメインを設定

メールアドレスを作成

完成!

かなり簡単である。たぶん子どもでもできると思う。
サーバーの選び方だが、レンタルサーバーを提供しているところはたいていメールアドレスの作成に対応している。また、メール専用のレンタルサーバを提供しているところもあるのでかなり選択肢は広いと思われる。
おすすめはさくらのレンタルサーバライトプランである。月額換算130円で100GBのストレージ付きのサーバーが手に入る。さくらぽけっとにも対応しているので、メールアドレスをつくる以外にもファイルサーバーとしても利用することができる。

独自ドメインのメールアドレスの詳しい取得方法はまたいつか詳しく説明しようと思う。

独自ドメインのメールアドレスを導入するメリット

周りとは違う感じが出る

一見すると、周りと違うような雰囲気を好む中二病のような感じに捉えられてしまうかもしれないが、本気である。周りとは違うことによって、メールの受けてに違った印象を与えることができる。

例えば、詩葉(ワイ)の場合、〇〇〇@nekusu.comのメールアドレスを使ってやりとりすれば、「あ、nekusu.comの管理人から送られてきたな」などと受け手に印象付けることができる。また、これがWebメールサービスのメールアドレスで送った場合、「本文ではnekusu.comの管理人を謳っているけど本当に本人なのかな?」と不思議に思われてしまうことに間違いないだろう。

独自ドメインのメールアドレスを使うことによって、身元を証明することもできるというのがメリットだ。

用途別にメールアドレスを分けることができる

僕が独自ドメインメアドを使っている理由として一番大きいのがこれだ。

一つのメールアドレスで様々なサービスに登録すると、メールボックスがごちゃごちゃになってうわああああああぁぁぁあぁああああああああってなる。そんな時、独自ドメインでメールアドレスを用途別に量産すればそんなこともなくなる。
SNSを生きる若者にとって、サブ、裏、別、など様々なアカウントが必要になると思うが、そんな人たちにも便利だと思う。

Webメールサービスがサ終しても余裕

ないとは思うが、無料サービスなので確実にサ終(=サービス終了)しないというわけでもないのがWebメールサービスを使う上での怖いポイントでもある。独自ドメインメアドを使っていれば、来たる終焉の時にも通常通りメールの送受信ができるだろう。

独自ドメインのメールアドレスを導入するデメリット

スマホへの設定は少し面倒かも

iOS版Gmailアプリに○○○○@nekusu.comを追加しようとしている様子

GmailやYahoo!メールはメールソフトでログインすれば使えてしまうが、独自ドメインのメアドをメールアプリに設定する場合、パスワードやらIMAPサーバーやら難しそうなことを設定しろと言われる。調べたらすぐ出てくるし、設定自体は簡単なのだが、いちいちこれらを設定するのはさすがに面倒である。

サーバーの契約・ドメインの取得は自分でやらないといけない

Webメールサービスは簡単な会員登録だけでメールが使えてしまうが、独自ドメインのメアドを導入するには自分でサーバーを用意してドメインを設定しなければいけない。しかもこれには月額・年額の料金がかかる。

そう考えてみれば、もっと簡単な方法があるのにわざわざお金を払って独自ドメインのメアドを導入する人が少ないのもわかる気がする。

(いや、いや、そんなことはない。独自ドメインのメアドを導入することにより、「我々がお金をかけてまで導入したメールをGoogle様やYahoo!Japan様は無料で提供してくれているなんて、慈善企業か何かかなのか?感激!」などと改めてGoogleやYahooに感謝の気持ちを持つことができるのである(?))

サーバー・ドメインの更新をさぼると終わり

僕が一番気にしているのはこれである。Webメールサービスは何もしなくても無料で使えていたが、独自ドメインのメアドを導入するとなるとどうしてもお金がかかってくる。また、そのお金は一度に払ってしまえばずっと使えるわけではなく、一年ごと、一か月ごとにお金を払わないといけないのがほとんどだ。

更新を忘れていていつの間にかサーバーが解約されており、ドメインも知らない人に取られているという最悪な状況もないことはない。

クレジットカードによる自動更新を設定すれば更新忘れが起こることはほぼないので、自動更新を適用するのが唯一の対処法にはなる。また、1年や2年の長期一括で料金を払っておくと更新期間を先延ばしにできてよい。

最後に

デメリットもあるが、メリットも大きいので導入してみる価値はある。
あとはお財布との相談な気がする。

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